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番家一路 / 第46回日本アカデミー賞新人俳優賞受賞者インタビュー

―――今日の撮影はいかがでしたか?

しゃべるのは出来るんですけど、人にポーズ見せるのは恥ずかしいというか。
はじめは緊張したけど、でもすごくたのしかったです。

―――日本アカデミー賞はどういうイメージですか?

賞とかそんなことはよくわからなくて、とにかくすごいってことだけ、わかってました。

―――どんな時、新人俳優賞受賞の報告を聞きましたか?

はじめは知らなくて、友達が「すごいね」って言ってきたから「なんのこと?」って思ってたら「受賞おめでとう」って言ってきたから、友達から教えてもらいました。自分だけ知らなかった。おうちの人からも言われたけど全然聞いてなくて。友達と学校で話してたら「(新人俳優賞)取ったらしいね、すごいね」っていわれて「えっ!?」って。その後で仲いい友達とかに言いました。自分で。(友達は)「えー」とか「すごい」しか言ってませんでした。

―――今日の撮影ビジュアルは、RAYARD MIYASHITA PARKに展示されますが、MIYASHITA PARKに行った事はありますか?

僕の記憶上だと行ったことないと思います。

―――RAYARD MIYASHITA PARKで好きなお店を出していいと言われたら、どんなお店を出しますか?

飲食店をやってみたい。お寿司屋さんとか。お寿司が好きだから、自分の好きなことやってみたい。
映画では「サバの缶詰のお寿司を食べられるよ」って聞いて「よっしゃ!食べられる!」と思ったけど撮影は何度もカットして撮りなおして、その度繰り返し食べたから途中でおなか一杯になって、最後のほうはもうパンパンでした。

―――渋谷の印象、イメージを、お聞かせください。

自分の中では都会のイメージしかなくて、何でもそろってると思ってます。

―――映画の魅力は何だと思いますか? あなたにとって「映画」とは?

お母さんが映画を好きでジャッキー・チェンのやつとかスパイダーマンとか見せてくれるんで映画はよく見ます。初めは僕は見て楽しんで、映画に出ている人はすごいなと思ってたので「サバカン SABAKAN」に出て、俺が映画の中にいるんだって考えたら不思議な気持ちになりました。また是非やりたいです。

―――この作品の演技中に新しい自分を発見するような瞬間はありましたか?

大人の人たちに、初めてすっごく怒られて、衝撃が走ったというか、真剣にお仕事している大人の人たちに交じって何も知らない自分も仕事をやってるんだと思いました。
映画見てるのは楽しいけど自分が知らないだけで裏はこんな風になってるんだって衝撃を受けました。

―――なんで怒られたの?

ちょっとはずかしいな…撮影中に飴をもらったらその飴にガムが入っていて、口の中にガムが残っちゃってたんですよ。それで本番になっちゃった。それを記録さんにみつかってすごく怒られました。

―――10年後20年後の自分像はありますか?

(20年後は)32歳…俳優業を続けてるかほかの道に行っちゃうかはわからないけど、まあ、楽しんでいてほしいと思います。ほかの道に行くとしたらお金持ちになりたいというか、楽しく生きたいので社長とか?!になりたいです。

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