三浦透子 / 第45回日本アカデミー賞新人俳優賞受賞者インタビュー
―――日本アカデミー賞のイメージは?
やっぱり、すごく華やかなイメージがあって。テレビで放送されてるってこともあって映画を普段見ない方とか馴染みのない方と映画を繋げてくれるようなイメージがすごくあります。
―――どんな時、新人俳優賞受賞の報告を聞きましたか?
受賞の報告は、帰り道に着信が残ってて、「家帰ってからかけ直そう」と思ってかけ直して聞いたみたいな感じだった気がします。
―――どうでした?それを聞いた時
なんだろう、「新人賞ってもらえるんだ!」って思いましたね。(日本アカデミー賞は)遠いような気もしていたのですごく嬉しかったです。
―――誰かに報告しましたか?その反応は?
報告はしなかったですね。報告しないでいたらやっぱりニュース見て家族が連絡をくれました。「早く言ってくれっ」って。でもすごく喜んでくれたのがやっぱり一番嬉しかったです。
―――今回いろんな賞取りましたもんね
そうですね。たくさんいただきました。ありがたいです。
―――映画の魅力って何だと思いますか?あなたにとって「映画」とは?
自分とは違う考え方とかいろんな文化に触れ合えるというか、知らなかったことを映画を通してたくさん知れる。それを劇場に観に行くという体験を通して体で記憶できるっていうのが私の映画の好きなところです。
―――映画は観に行きますか?
映画は観に行きます。あまり家では観なくて、映画館に行くのが好きなので、そういうこともあって映画館に行くっていう体験とセットで好きだなって思います。
―――ちょっと行きづらい時期もありましたけど
そうですね、なのでそういう時期に家で映画を観ようと思ってプロジェクターを買って家で観れる環境を整えたりとかもしてみたんですけど、やっぱり映画館に行って映画を見る面白さとは比べものにならないな全然っていう実感を環境を整えてみて改めて感じたので、早く、気兼ねなく映画館行きたいですね。
―――演技中に自分の殻を破るような心震える瞬間はありましたか?
まず演技をするってこと自体が私にとっては毎回殻を破るようなエネルギーのいることっていうか。恥ずかしいですからね。泣いたり怒ったり人前でするの、大きな声出すとか。恥ずかしいなっていう気持ちが自分の中ではどこかにあるので毎回乗り越えるっていう強いエネルギーが必要な仕事だなって思います。
―――だから好きなんですよね?
そのエネルギーが必要だから楽しいみたいなところはあるのかもしれないですね。
―――LOOK!FUTUREにちなんで10年後の自分像、20年後の自分像
10年前の自分が今のこういう仕事の進め方とか今の自分を想像できてたかっていうと全然できていなかっただろうなって思うので。まあそういう意味できっと今の自分には全然想像できない10年後20年後になるんだろうなと思いますし、そうであって欲しいなと思いますね。
―――NEW CINEMA FACEの撮影はいかがでしたか?(衣裳のこと、ポーズのこと)
いや、楽しかったです。迷いながらでしたけど。でもやってると服とも馴染んでる感じがあって。
―――安定してました
安定してましたか?本当ですか?でもあんまりこういう撮影は経験しないので。貴重な機会をありがとうございました。
―――ミヤシタパークにお店が出せるとしたら?
渋谷で自分の店…恐ろしいな。渋谷で戦うには何がいいんでしょうか。
―――お店を出すことは戦うことだって思う?
だってあれだけお店の数がある街できっと移り変わりも激しいでしょうから、やっぱり戦う気合がないと勝てなそうかなって思います。けど全然イメージできないな。多分こんな中途半端な気持ちじゃ絶対勝てないですよね。
―――渋谷の印象/イメージについて
ミヤシタパークまだ行ったことがなくて…。
―――渋谷とか行かない?
渋谷は行きます。乗り換えとかで。
自分にとって一番馴染みのある都会がずっと渋谷だったので慣れてきたかなって思っていたんですけど、最近また渋谷がすごく変化しているというか、街が。なのでまたここからちょっとトレーニングが必要だなって思ってますね。
―――三浦さんにとって「ドライブ・マイ・カー」ってどんな作品でしたか?
自分の今までのキャリアの中でも一番人に見ていただけたなっていう実感がある作品ですし、こういう機会も含めてこの作品を通してたくさんの人に出逢わせていただいたなって思います。そういう意味で本当に、自分にとって特別な大切な作品になりました。
●受賞者の撮影時のオフショットやコメントは、日本アカデミー賞公式Twitterおよび特設サイトにてご覧いただけます。
第45回 日本アカデミー賞の授賞式は、2022年3月11日(金)にグランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールにて開催され、各部門の最優秀賞が発表されます。女性司会者は「MOTHER マザー」で 第44回最優秀主演女優賞を受賞した長澤まさみさん、男性司会者は羽鳥慎一さんが務めます。
■ テレビ放送
3月11日(金) 21:00~22:54
「第45回 日本アカデミー賞授賞式」/日本テレビ系(全国29局ネット)
■ TVer
3月11日(金) 14:00頃~
授賞式直前生配信(インタビュー/レッドカーペット)
3月11日(金) 21:00~
授賞式番組(同時・見逃し1週間)
▶事前番組
3月6日(日) 14:45~15:45
「第45回日本アカデミー賞授賞式 直前SP」/日本テレビ
■ ラジオ放送
3月11日(金) 27:00~29:00(深夜3時~5時)
「オールナイトニッポン 0(ZERO)~第45回日本アカデミー賞 スペシャル~」 ニッポン放送(全国ネット)